「世界初の完全クラウドネイティブ5G網」がどう動いているか、K8sの知識を使って読み解こう
ひと言でいえば「世界で初めて、スマホの電話網をKubernetesで動かした会社」です
従来は高価な専用機器を買い続ける必要があったが、楽天は普通のサーバー+K8sで同等の機能を実現
「ハードウェア中心」から「ソフトウェア中心」への大転換を見てみましょう
携帯電話のネットワーク運用でK8sが活きる理由を見ていきましょう
携帯ネットワーク特有の3つの課題すべてにK8sが対応している
スマホの電波がどのようにクラウドを通って通話・通信になるか、図で見てみましょう
スマホの電波(左)からインターネット(右)まで、すべてK8s Podが処理している
| 用語 | 正式名称 | やさしい説明 |
|---|---|---|
| Open RAN | Open Radio Access Network | 基地局の仕様をオープンにして、どのメーカーの機器でも組み合わせて使えるようにする規格。「部品を自由に選べる」 |
| vDU / vCU | virtual Distributed/Central Unit | 基地局の機能をソフトウェア化したもの。vDUが電波処理、vCUが接続管理を担当。K8s Pod として動作する |
| AMF / SMF / UPF | 5Gコアの機能名 | 5Gの「頭脳」を構成する部品群。それぞれ「端末認証」「経路決定」「データ転送」を担当するK8s Pod |
| OSS / BSS | Operations/Business Support System | ネットワーク運用の管理システムと、課金・契約などの業務システム。楽天はこれもK8sで動かしている |
| Orchestrator (オーケストレーター) | — | 複数のK8sクラスタをまとめて管理する上位の司令塔。楽天は「Symworld Orchestrator」という独自ツールを開発 |
数字で見ると、その圧倒的なスケールが実感できます
通信業界の主要アワードを次々に受賞し、「世界の手本」になっています
楽天モバイルの技術を世界中の通信会社に販売するビジネスも生まれました
自社で培ったK8s基盤の知見を「Rakuten Symphony」としてビジネス展開している